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当矢スピリット

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「当矢の強み」を「どこまで活かしきれるか」を考えて、取り組んでいます。

技術部 技術課 課長 山口 貴弘(2001年入社)

「インラインフィニッシュ」というシステムを担当しています。「インラインフィニッシュ」は、一言でいうと印刷のあり方そのものを変えてしまう画期的なシステムで、いままで別工程でやっていた印刷・加工・製本をひとつのラインで一貫して最後まで完了できるシステムです。複雑な加工も一工程のなかで終わらせることができるので、納期の短縮、輸送など加工にかかっていたコストの削減につながり、そういった部分がいちばんの強みだと思います。例えば100万部の冊子であれば通常の印刷に比べて1週間くらい納期を短縮できるケースもあります。折り・のりづけ・ミシン目・綴じ・型抜きなど加工の組み合わせも自在で、大紙面の剥離チラシや返信用封筒一体型のリーフレット、ブックインブック、綴じ込みポスター、変則折り巻頭ページ、立体加工などさまざまな仕様に対応できます。

お客様からこんなものをつくりたいんだけど、とご相談をいただいたとき、お客様が求める仕様に対してマシンスペックが足りているか足りていないかを見極めて、できる、できないを判断する。それも私の役割です。ときにはスペックが足りなくて断念することもあるのですが、そういうときにもなるべくお客様の望むカタチに近いものを考えてこちらから代案をご提案するようにしています。いま弊社で扱っているハガキ付きの剥離チラシですが、折り・のりづけ・型抜きなどかなりいろいろなスペックを同時に使用しており、何千万部というロットを生産しています。B4サイズのチラシを2枚重ねにして剥離のりで貼ったものなのですが、パリパリっと剥がすとハガキだけが切り抜かれた状態で出てくるという仕組みのもので、「インラインフィニッシュ」だから実現できた案件のひとつだと思います。

印刷の可能性を広げる新たな提案。それがこれからの私の課題です。

「インラインフィニッシュ」という機械は、まだ日本には十数台しかなく、そのうちの3台を弊社が保有しているのですが、この機械を使えばもっといろんな印刷加工ができるということを広くお客様にご提案していくのもこれからの私の課題だと思っています。要求された仕様のものをきちんとつくり上げ、期日内に無事に納め、お客様に喜んでいただけるために、当矢の強みである「インラインフィニッシュ」をどこまで活かしきれるか、日々勉強です。