STAFF INTERVIEW社員インタビュー

INTERVIEW 02

印刷データの
最終チェックポイントとして
真摯にデータと向き合っています

製版部
林係長

慎重、かつ丁寧な作業を心掛けています

私たち製版部は、印刷するためのデータを作成する際に修正・変更が出来る最終ポイントを担うと同時に、そのデータを生成しています。

そのプロセスは主に、色調・画像補正や面付などのデータ修整、デジタル検版、印刷用PDF作成の3つに分かれます。まずお客様から頂いたデータをもとにモニター上で色調・画像補正および面付を行ない、次に大量ページ印刷物の自動検査ソフトを活用してモニター上で行うデジタル検版、最後に印刷用PDFを作成して刷版部門に引継ぎます。

どれも重要な業務ですが、色調・画像補正には細心の注意を払って対応しています。

例えば人物なら肌艶良く見えるように、食べ物ならより美味しく見えるようにというお客様からのご要望に近づけることを意識するのですが、その微妙なニュアンスを掴むのが大変です。それは人によって色の感覚が異なるからです。だからこそお客様のご要望に合わせられるかどうかはプロとしての腕の見せ所だと感じています。

またデジタル検版でのチェックも欠かせません。色調や画像の修整、面付などを行った際にはお客様とデータのやり取りをする前に必ずデジタル検版を行います。またそのような修整がなくてもデータに不備がないかのチェックをしてから次の工程へ引継いでいます。お客様から頂いた原稿との誤植を検知して印刷前に見逃さないよう毎回慎重に取り掛かっています。

データを扱うプロとしてこだわりをもって対応しています

印刷物は、これらの工程を経てできたデータをもとに、印刷と加工を行います。データで不備があると印刷ができず、お客様にご納得頂けなくなってしまいます。

そのため、修正や変更ができる最後の工程であるプリプレスで、すべての案件についてデータを扱うプロとしての目を光らせ、細部までこだわって対応しています。お客様のご要望に沿った印刷物になるようにデータ生成することは、非常に細かく緻密な作業になりますが、プロとしてこだわりを持って対応しています。